物理有機化学研究室

岡山理科大学理学部化学科

はじめに

 「物理有機化学」とは,有機化合物の反応や構造を詳しく調べ,有機化学を深く理解するための原理や法則を導くことを目的とする研究分野です.この考え方に基づいて,当研究室では,芳香族を基盤とした特異な構造や電子構造をもつ有機分子(パイ電子系化合物)を設計し,実際に合成し,構造や物性を分光学的および理論的な方法を用いて評価する研究を行っています.
 最近は,美しい構造を持った新奇パイ電子系の創出や新しい電子構造や機能を持ったパイ電子系ユニットの開発を中心に研究しています.これらのビルディングユニットを用いて,二次元および三次元的な構造体を組み立て,構造解析や機能探索を行っています.自由な発想に基づいて,これまでにはない世界初の面白い構造を持った分子を作って調べることを目的としています.

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発表した主な論文

Chemistry Letters誌にアントラセンビスイミドーペンタセン系ドナー/アクセプター型分子の合成と分光学的性質に関する論文を発表しました.(2020年4月受理)

本研究はFriedrich-Alexander UniversityにてRik R. Tykwinski教授(現アルバータ大・カナダ)と行った共同研究成果です.

"Construction of Anthracene Bisimide-based Donor–Acceptor–Donor Arrays with 6,13-Diethynylpentacenes and 9,10-Diethynylanthracenes as Extended π-Conjugated Systems"
J. Nebauer, T. Ishikawa, S. Toyota, R. R. Tykwinski,* T. Iwanaga*
Chem. Lett., 2020, 49(7), 781-784. Link

Tetrahedron Letters誌にパイ拡張型dihydrophenazine誘導体の合成と分光学的性質に関する論文を発表しました.(2019年3月)


"Synthesis and Photophysical Properties of Dinaphto[2,3-b:2’,3’-i]dihydrophenazine Derivatives"
T. Iwanaga,* N. Asano, H. Yamada, S. Toyota
Tetrahedron Lett., 2019, 60(16), 1113-1116. Link

Chemistry Letters誌に2,5-Diphenylthiophene基盤マクロサイクルの合成と構造に関する論文を発表しました.(2018年4月)


"A Saddle-shaped Macrocycle Comprising 2,5-Diphenylthiophene Units"
T. Iwanaga,* Y. Yamada, T. Yamauchi, Y. Misaki, M. Inoue, H. Yamada
Chem. Lett., 2018, 47(6), 760-762. Link

更新情報・お知らせ

2020/06/27
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2020/04/24
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2020/04/10
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